【亜州ビジネス編集部】
独立系発電事業者(IPP)のガルフ・エナジー・デベロップメントは、東部チョンブリー県に建設した三井物産と合弁の天然ガス火力発電所が先月末に商業運転を開始したと発表した。
ガスタービン・コンバインドサイクル(GTCC)式で、三菱パワーが効率の高い最新機種のガスタービンを納入した。
三井物産とガルフは同県シラチャー郡と東部ラヨーン県でそれぞれ2650MWの天然ガス火力発電所を建設する。
2カ所合計で8基のタービンなど発電設備を三菱パワーに発注しており、今回は初号機が稼働を開始した。チョンブリの2〜4号機は今年10月から来年10月に、ラヨーンの残り4基は23〜24年にかけての稼働開始を予定している。