【亜州ビジネス編集部】
関電不動産開発(本社:大阪市)は今月1日、初の海外拠点であるバンコク駐在員事務所で業務を開始した。
日本人2人、タイ人2人の4人体制で、タイ国内の新規案件の発掘や市場調査や、現地パートナー企業との関係強化などを担う。また、他の東南アジア諸国の案件発掘も進める。
同社はタイで2019年7月、現地パートナーとの提携を通じて分譲住宅開発事業に参画。
17年に海外事業に進出して以降、ベトナム、インドネシア、タイ、米国で住宅開発事業を7件、米国、シンガポール、オーストラリアで、オフィスビルなどの賃貸事業11件を手掛けてきた。
タイはる重点投資国の一国との位置付けで、住宅開発案件を中心にさらなる事業拡大を図る方針だ。