【亜州ビジネス編集部】
丸紅は6日、北部クアンニン省でタイ工業団地大手アマタ・コーポレーションが開発を進めている工業団地の販売代理契約を締結したと発表した。
これまでに培った工業団地開発・運営に関する知見や経験などを活用し、ベトナム進出を検討する日本企業などに売り込む。
アマタシティー・ハロン事業の第1期に当たるソンコアイ工業団地を販売する。
同事業は総開発面積5800万平方メートルで、工業団地とスマートシティーで構成。うち工業団地は5期に分けて714万平方メートルが開発される。立地が良く、経済特区内のため税制優遇を受けられるなどの利点もあり、輸出型、内需型いずれの企業にも適しているという。
アマタは2018年末に同工業団地の建設を開始した。先月末には入居第1号案件として中国のソーラーパネル製造大手である晶科能源(ジンコソーラー)の進出が決まっている。