【亜州ビジネス編集部】
2020年の電気自動車(EV)充電料金に関し、北京市では1回当たり平均32.47人民元(約540円)で推移している。
新型コロナウイルスの感染懸念が後退するなか、昨年は下半期から充電量が大幅に伸びた。前年同期比の増加率は、月次で9月が18.2%、12月が27.8%に達している。
北京市公用充電設施数据信息服務平台e充網の報告内容として、北京日報が19日付で伝えた。
EVの充電1回当たり充電量は平均24キロワット時となっている。充電時間は急速充電器で1.29時間(約1時間17分)、平均で4.90時間(約4時間54分)を要した。季節に関係なく、午後4時ごろにEV充電のピーク期を迎えている。ただ、気温の低い冬季は、週間ベースの充電回数が夏季を30%上回った。
充電量の多いエリアは、上から朝陽区、順義区、大興区、海淀区、通州区、昌平区、豊台区の順となっている。