【亜州ビジネス編集部】
量産される中国新車全体の70%に関し、2025年には「L3」クラスの自動運転技術が搭載される見通しだ。
「L4」クラスのスマートカーについても、一定規模の応用が始まる見込み。
30年には「L5」クラスの自動運転車両が量産されると想定されている。
中国汽車工程学会の侯福深・副秘書長(兼国際汽車工程科技創新戦略研究院執行院長)が「上海モーターショー」(4月19〜28日)に合わせて語った内容として、中国政府系メディアが21日付で伝えた。
侯氏はまた、自動車業界の低炭素化について発言。交通領域の二酸化炭素排出量が世界排出全体の4分の1を占めていると紹介し、交通領域のなかでも道路交通はその4分の3を占めるほどに大きいと指摘した。
その上で、個別メーカーや業界全体で低炭素化に取り組むべきとする認識を強調している。