【亜州ビジネス編集部】
投資調整庁(BKPM)の26日発表によると、2021年第1四半期の投資実行額は前年同期から4.3%増え、過去最高の219兆7000万ルピア(約1兆6000億円)に拡大した。年間目標の達成率は24.4%。前年同期に落ち込んでいた外国直接投資(FDI)が2桁増を回復した。
投資額のうちFDIは14.0%増の117兆7000万ルピア。17年第4四半期以来、約3年ぶりの高水準だった。一方、国内直接投資(DDI)は4.2%減の108兆ルピアと、3四半期ぶりのマイナス。大幅増だった前年同期に比べると落ち込んだが、金額は過去2番目の大きさとなっている。
国別の米ドル建てFDIは、
シンガポール=26億米ドル
中国=10億米ドル
韓国=9億米ドル
香港=8億米ドル
スイス=5億米ドル
日本=3億2270万米ドル
21年の全体目標は900兆ルピア。うちFDIは469兆8000億ルピア、DDIは430兆2000億ルピアを目指す。