【亜州ビジネス編集部】
インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)によると、2021年4月の国内新車販売台数は7万8908台だった。新型コロナウイルスの影響で大幅減だった前年同月との比較では10倍に拡大。ただ、減税効果で好調だった前月比からは7.1%減少した。
販売台数は乗用車、商用車とも前年同月比で10倍に増え、前月比ではマイナスだった。2年前の19年4月との比較では、乗用車が13.8%下回る一方、商用車は25.3%上回る水準となっている。
全体のメーカー別販売は、首位トヨタが2万3301台でシェア29.5%を獲得。2位のダイハツは1万5861台、3位の三菱自動車は1万953台だった。
4月の生産台数は前年同月比4倍の9万618台と、14カ月ぶりのプラス。前年同月は新型コロナ対策で工場停止が相次いでいた。前月比では11.7%減だった。
1〜3月の累計では、販売台数が前年同期比8.7%増の26万5934台、生産台数が0.8%減の34万6523台だった。