【亜州ビジネス編集部】
電気自動車(EV)充電所を運営するシャージ・マネジメントは、国内のEV充電設備市場が2025年に140億バーツ規模に拡大する見通しを明らかにした。現在の170倍以上に相当するという。
政府の政策などが市場拡大を後押しすると見込む。13日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。
共同創業者のピラパット社長は、各自動車メーカーが今後、1台100万バーツ以下の安価なEVを投入することで普及が拡大し、充電設備の需要も伸びると指摘した。
また、設備各社の競争が激化し、価格が低下すると予測。家庭用充電器の価格は当初の10万バーツ以上から現在は安い物で4万バーツまで下がっているが、さらに値下がりして消費者の手に届きやすくなるとみている。