【亜州ビジネス編集部】
伊藤忠商事は17日、シンガポールで手掛ける船用アンモニア燃料の供給網構築に向けた取り組みについて、新たに商船三井など3社が参画すると発表した。
現地で液化天然ガス(LNG)燃料供給事業を手掛けている商船三井などが加わることで、事業展開を加速する。
商船三井のほか、地場企業のパビリオン・エナジー・シンガポールと仏トタルが新たに参画。
当初の伊藤忠商事、伊藤忠エネクス、化学品貯蔵タンク大手の蘭ヴォパックに加え、計6社となった。
商船三井はLNG燃料供給船の建造・保有実績があり、アンモニア燃料供給船などオフショア施設の開発や、燃料供給の安全ガイドライン策定などを担当する。