【亜州ビジネス編集部】
流通大手セントラル・グループのショッピングセンター(SC)開発・運営会社セントラル・パタナー(CPN)は17日、バンコク都心の在タイ英国大使館跡地で計画する大型複合施設の開発について、投資を決定したと発表した。
香港の不動産開発大手ホンコンランドと合弁で開発し、CPNは138億7300万バーツを投資する。
開発する施設はショッピングモール1棟(8階建て、延べ床面積7万平方メートル)とオフィスビル2棟(36階建て、14万平方メートル)で構成する。工期は5年以内を予定し、26年の完成を目指す。
両社は2018年、合弁会社のセントラル・アンド・ホンコンランドを通じてウィタユ通り沿いの大使館跡地3万6800平方メートルを取得。その後、19年に新たな合弁会社CPNアンドHKLを設立し、事業化調査を進めていた。