【タイ】フジ日本精糖、製パン子会社の債権放棄

【亜州ビジネス編集部】

フジ日本精糖は21日、中部アユタヤ県の製パン子会社、デイプラスタイランドに対する債権を放棄すると発表した。

債権の種類は貸付金、未収入金で、債権額は4億2105万円。同子会社の事業回復を加速するため、金融支援によって財務体質の改善や対外信用力の向上を図る。

デイプラスタイランドは2014年設立。長期保存が可能なパンを生産販売している。販売量や売上高は年々増加傾向にあるものの、当初の事業計画を下回ることから、財務基盤の強化が急務になっているという。

20年末時点で総資産6165万バーツに対し、純資産がマイナス1億3729万バーツの債務超過に陥っている。フジ日本精糖は80%を出資している。


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