【亜州ビジネス編集部】
フジッコは24日、ジャカルタ東郊の合弁会社が事業を開始したと発表した。
今月から既存の食品工場の改修を進めており、生産販売の早期実現を目指す。豆加工品などのフジッコブランド製品を国内外に供給する。
合弁会社のフジッコフーズインドネシアは資本金248億3800万ルピア(約1億9000万円)。フジッコが51%、現地の日系食品商社、マスヤグループが残り49%を出資している。
工場はイスラムの戒律に沿っていることを示すハラル認証を取得しており、当初は国内販売を主体に豆や昆布の加工品を生産。将来のアジア各国やイスラム圏への販路拡大も視野に入れている。
マスヤグループは1987年創業。常温・低温帯の物流網を有し、卸売業やスーパーマーケットなどを経営している。