【亜州ビジネス編集部】
中国の電子商務(EC)取引額は、2020年通年で37兆2100億人民元(約636兆3000億円)規模に拡大している。前年比で4.5%増えた。うち商品は27兆9500億人民元、サービスは8兆800億人民元、契約などは1兆1800億人民元で推移している。中国商務部の電子商務情報化司が8日に報告した。
インターネット通販の小売売上高は、10.9%増の11兆7600億人民元に伸びている。うち実物商品は14.8%増の9兆7600億人民元に達した。また、エリア別で農村部のネット通販小売売上高は8.9%増の1兆7900億人民元に上る。
このほか越境ECの海外取引額は、31.1%増の1兆6900億人民元に成長した。うち輸出は40.1%増の1兆1200億人民元、輸入は16.5%増の5700億人民元となっている。