【亜州ビジネス編集部】
ピパット観光・スポーツ相は、南部プーケットで国際線を運航する航空会社が来月1日から8社に増加する見通しを明らかにした。
新型コロナウイルスワクチンを接種した外国人観光客を隔離期間なしで受け入れる「プーケット・サンドボックス」が同日に始まることから、香港のキャセイパシフィック航空(国泰航空)などが乗り入れを計画している。7日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。
会社更生手続き中のタイ国際航空は、東京、ソウル(韓国)、シンガポール、香港、フランクフルト(ドイツ)、チューリッヒ(スイス)、ロンドン(英国)、コペンハーゲン(デンマーク)、パリ(フランス)、との直行便を週1便ずつ運航する見通し。
また、次の運行が計画されている。
◆アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ航空=ドバイ(週4便)
◆カタール航空=ドーハ(週4便)
◆イスラエルのエル・アル航空=テルアビブ(1日1便)
◆英国のブリティッシュ・エアウェイズ=ロンドン(1日3便)
カタール航空はストックホルム(スウェーデン)やオスロ(ノルウェー)、ワルシャワ(ポーランド)、ウィーン(オーストリア)、モスクワ(ロシア)などからドーハを経由し、プーケットに乗り入れる。
シンガポール航空は6月1日から1日1便に増便した。3〜4月は週1便、5月は週2便を運航していた。このほか、エールフランス航空が乗り入れに関心を示している。