【亜州ビジネス編集部】
輸送機器メーカーの新明和工業は11日、バンコク都内でエレベーター方式の機械式駐車設備4基を受注したと発表した。
公的機関のタイ・エンジニア委員会が新たに建設する施設に、68台収容の設備を設ける。来年3月の完成を予定。
公的技術系機関から受注したことで、今後のタイ国内での事業拡大に弾みがつくと見込む。
敷地面積が狭く高さ制限のある場所に設置する事業で、4社が名乗りを上げる中、技術力や品質などが評価されて受注に至ったとしている。現地の販売代理店で据え付け工事とアフターサービスを担うジェネラル・オートマチック・カーズ・パーキング・システムの実績も評価されたという。
新明和工業は今年3月にもバンコクで、日系ホテル向けにエレベーター式駐車設備2基を受注した。52台収容で、来年4月の完成を予定している。