【亜州ビジネス編集部】
SOMPOホールディングスは17日、丸紅などと共同でサトウキビ農家向けの天候インデックス保険を発売したと発表した。干ばつが発生した場合に保険金を支払う。
タイではSOMPOが稲作農家とリュウガン農家向けに同様の保険を販売しているが、サトウキビ農家向けは同国初となる。
丸紅のほか、地場肥料会社のプロダクティビティープラスと提携。プロダクティビティーから肥料を購入する東北部チャイヤプーム県内の農家を対象に保険を販売する。
人工衛星を使って取得した降水量データに基づき、特定期間の降雨量が設定した値を下回った場合に保険金を支払う。タイでは近年の気候変動で極端な干ばつなどの自然災害が発生していることから、農家のリスクを軽減する。