【中国】ヤマハのロボティクス事業、蘇州で拠点整備・拡充

【亜州ビジネス編集部】

ヤマハ発動機は24日、中国で表面実装機(サーフェスマウンター)・産業用ロボットの販売やサービスを提供する雅馬哈発動機智能機器(蘇州)有限公司(YISM)の蘇州本社について、同じ蘇州工業園区内の新社屋に移転すると発表した。

あわせて人員を増強するほか、ロボティクス事業の多岐にわたる製品群を統合的に展示するショールームを同事務所内に設置する計画だ。昨年稼働した深セン新オフィス、ショールームともに、今後はより充実した設備と環境で、中国市場における事業の拡大を目指す。

新社屋は延べ床面積約5000平米の広さを有し、各ビジネス部門のオフィスとショールームにて迅速かつ的確なプロモーションができるほか、新規・既存ユーザー双方に向けたセミナーやトレーニングを実施できる施設を確保している。こうした教育活動を通じて、さらに現地特約店のサービス・営業スキルを強化し、より強固なサービスを産み出す循環創出を図る。さらにヤマハロボティクスホールディングス(YRH)の現地事務所と集約させることで、YRHの主力である半導体関連ビジネスとのシナジーを推し進める構えだ。


亜州ビジネスChina
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