【亜州ビジネス編集部】
中国で今年に入り、フィットネスのプログラムを自宅にいながら実践できる「スマート・フィットネス・ミラー」がよく売れている。
米ミラーや中国の成都擬合未来科技(FITURE)に続き、J&J Mirror、邁族、gymgest、億健、小喬体育、佑美といった業者が相次いで同種の製品を売り出し、競争が激化している状況だ。北京日報が24日付で伝えた。
スマート・フィットネス・ミラーは大きな姿見のようなデバイスで、フィットネスクラブのオンラインレッスンやメーカー独自のフォットネスプログラムを自宅にいながら受けることができる。
FITUREが2020年に発売した製品は価格が7800人民元(約13万4000円)と高価だったため、手が出ない消費者も多かったが、追随したほかのメーカーが4000人民元台や2000人民元台といった価格で製品を売り出したことにより、市場が急速に拡大している。