【亜州ビジネス編集部】
財務省は24日、建設や運輸などに関わる30種の料金を今年下半期に20〜50%減額すると発表した。
新型コロナウイルス流行で打撃を受けた企業や国民を支援する。サイゴンタイムズが27日付で伝えた。
建設案件の査定・評価に関わる料金を半額とする。証券部門では22種ある料金のうち20種の料金を半額にする。
運輸業者に対しては、道路使用料を30%割り引く。
航空部門では、複数の料金を20%減額する。また新型コロナ流行が発生した昨年から今年上半期まで減額してこなかった農業部門の料金も今年下半期は減額する。
7月1日から12月31日まで適用。財務省はこれにより歳入が1兆ドン(約48億円)減るとみている。
財務省は、新型コロナ再流行によりソーシャルディスタンス(社会的措置)措置を講じる地域が増える中、観光や航空、運輸などの企業が大きな経済的打撃を被っていると説明。負担を減らすため、行政サービスなどの料金減額は必要としている。