【亜州ビジネス編集部】
マツダセールス(タイランド)は6日、2021年上半期の新車販売台数が前年同期比23%増の1万8908台だったと発表した。
クロスオーバー・スポーツ多目的車(SUV)の販売が好調。また、前年同期に新型コロナウイルス流行の影響で落ち込んでいた反動もあって大きく伸びた。
同社は上半期の国内新車販売台数が、前年同期比14%増の約37万台だったと推定。
4月以降の新型コロナウイルス再拡大で消費が冷え込み、予想ほど伸びなかったとしている。下半期は回復に向かうものの、年間では80万台にとどまると予測。年初時点では84万台を見込んでいたが下方修正した。
ただ、自社の年間販売目標については、5万台(前年比3割増)を維持する。
上半期のマツダ車販売台数
◆乗用車が3%増の1万895台
◆クロスオーバーSUVが83%増の7347台
◆ピックアップトラック「BT-50プロ」が16%減の666台
モデル別では
◆乗用車「マツダ2」が3%増の9622台
◆同「マツダ3」=1%増の1270台
◆クロスオーバーSUV「CX-30」=124%増の4194台
◆同「CX-3」=299%増の2231台
◆同「CX-8」=26%減の532台
◆同「CX-5」=54%減の390台
◆スポーツ車「MX-5」=50%減の3台