【亜州ビジネス編集部】
川崎重工業は、同社のガスエンジンを使用したコージェネレーション(熱電併給)設備がマレーシアで運転を開始したと発表した。
化学大手マレー・シノ・ケミカル・インダストリーズが工場内で使用する電力を自家発電するための設備で、出力5.2メガワット(MW)のガスエンジンや発電機の供給と備え付け指導、試運転指導を担当した。
川崎重工によると、マレーシアでは、自国で産出する天然ガスの有効利用を目的としたコージェネシステムの導入が進んでいる。同社製のガスエンジンを用いた高効率コージェネ設備の稼働は今回が同国初という。