【亜州ビジネス編集部】
ラオスのビエンチャン郊外で物流拠点「ビエンチャン・ロジスティクスパーク(VLP)」を開発するビエンチャン・ロジスティクスパークは来月、第1期開発の貨物積み替え拠点「ドライポート(内陸港)」でサービスを開始する。
周辺国との陸上越境物流で利用され、コスト低減に貢献すると見込まれている。ビエンチャンタイムズが7日付で伝えた。
VLPは敷地面積382万平方メートルで、ドライポートのほか今後は輸出加工区や自由貿易区(FTZ)、オフィス・商業地区の開発も進められる。
タイからの越境鉄道のタナレン駅や、タイとの国境に架かる第1メコン国際橋に隣接するほか、今年末に開通予定の中国ラオス鉄道のビエンチャン駅が近隣に設けられる。このためトラック輸送や国際鉄道を組み合わせた複合輸送サービスの積み替え拠点としての利用が見込まれる。