【亜州ビジネス編集部】
米テスラの上海工場が生産能力を増強した。
上海自由貿易試験区の臨海重装備産業区に位置するテスラ上海工場「Gigafactory 3」では、第1期事業プロジェクトの第2段階「B」が5日に試験生産を開始。第1段階、第2段階「A」を合わせ、第1期事業プロジェクトが全面稼働した。
テスラは今年初め、電気自動車(EV)の増産計画を公表。年産能力を20万→45万台に引き上げる方針を明らかにしている。毎日経済新聞などが12日までに伝えた。
第1期事業プロジェクトの第2段階「A」は、2月1日に着工し、3月10日から試験生産に乗り出している。
第2段階「B」は1月30日に着工した。プレス、溶接、塗装、組立の各ラインを設け、6月27日に完工したばかり。