【亜州ビジネス編集部】
外食大手のロイヤルホールディングスと双日は12日、シンガポールに海外事業開拓の合弁会社を設立すると発表した。
アジアで飲食や食品製造などの事業基盤を早期に確立すべく、合併・買収(M&A)や提携を通じた事業機会の発掘、獲得を進める。
合弁会社ロイヤル双日インターナショナルを来月にも設立する。資本金は3万シンガポールドル(2500万円)。ロイヤルHDが51%、双日が49%を出資する。ロイヤルHDの飲食業に関する知見と、双日が国内外に保有するネットワークを活用し、事業を進める。
両社は2月に資本業務提携を締結していた。ロイヤルHDは、成長分野の育成に向けた取り組みの一つとして、海外市場での事業基盤確立を掲げている。