【亜州ビジネス編集部】
産業用ロボットの増産基調が中国で持続している。
国家統計局は15日、2021年6月の生産台数について、前年同期比60.7%増の3万6383台(前月比↑22.3%)に拡大したと報告した。1〜6月にかけた年初来の累計では、69.8%増の17万3630台を数えている。
このほか6月の工業製品生産は、金属工作機械が29.5%増の6万台、自動車が13.1%減の203万8000台など。自動車のうちセダンは13.1%減の74万3000台、SUVは11.1%減の72万1000台で推移した。新エネルギー自動車(NEV)は135.3%増の27万3000台と急ピッチに伸びている。
エレクトロニクス製品・デバイスの月次生産実績は、パソコンが30.9%増の4108万台、携帯端末が2.9%増の1億4322万台(うちスマートフォンは0.6%減の1億1007万台)、半導体集積回路(IC)が43.9%増の309億個に達した。
1〜6月にかけた年初来の累計では、金属工作機械が45.6%増の30万台、自動車が26.4%増の1279万2000台など。自動車のうちセダンは25.0%増の456万台、SUVは29.1%増の456万5000台で推移した。NEVも205.0%増の128万4000台と急ピッチに伸びている。
エレクトロニクス製品・デバイスの6カ月生産実績は、パソコンが43.9%増の2億1992万台、携帯端末が21.1%増の7億5402万台(うちスマートフォンは17.1%増の5億7305万台)、ICが48.1%増の1712億個に達した。