【亜州ビジネス編集部】
インドネシア自動車製造業者協会(ガイキンド)によると、2021年6月の国内新車販売台数は7万2720台だった。新型コロナウイルスの流行で大幅減だった前年同月との比較では5.8倍に拡大。
また、連休があって稼働日が少なかった前月との比較では32.7%増と、3カ月ぶりのプラスに転じた。
6月の販売は乗用車、商用車とも前年同月比で数倍に拡大。一方、前月比では乗用車が3割増、商用車が5割増だった。
6月の生産台数は前年同月比5.7倍の10万448台となり、3カ月ぶりに10万台を突破。前月比では56.7%増だった。うち乗用車は8万1054台と、新型コロナの影響が出始めた20年4月以降で最多だった。
1〜6月の累計では、販売台数が前年同期比50.8%増の39万3469台、生産台数が39.5%増の51万5583台だった。