【亜州ビジネス編集部】
三菱自動車は15日、生産販売会社のミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)が日立物流の子会社エタニティー・グランド・ロジスティクスと、軽商用電気自動車(EV)の実証実験を行うと発表した。
エタニティーが輸送業務に三菱自の軽商用EV「ミニキャブ・ミーブ」を使用し、データを集積してEV普及に向けた環境整備の検証を進める。
両社は先月に覚書を締結した。実証実験の期間は1年で、走行距離や充電記録、配送ルートなどのデータを集める。
三菱自は、今回の実験を通じてタイの顧客に商用車のEVを選んでもらえるよう利用環境の整備に取り組むとしている。