【亜州ビジネス編集部】
西日本鉄道は7月29日、バンコク都心で2023年夏に新たなホテルをオープンすると発表した。
タイでは昨年開業した「ソラリア西鉄ホテルバンコク」に次ぎ、同社2軒目のホテルとなる。ビジネス客を主要ターゲットとし、滞在型の客室を導入して中長期の連泊需要に対応する。
新型コロナウイルス終息後の需要回復を見込み、日系企業が多数進出するシーロム地区に新たなホテルを開設する。客室はダブルとツインを中心に全5タイプの193室を設け、うち18室は中長期滞在向けに台所や洗濯機などを備える。
■ベトナムで住宅開発会社に出資へ
西鉄は同日、ベトナム南部ドンナイ省の住宅開発会社に出資する目的で、福岡県に完全子会社を設立すると発表した。8月にもパラゴン都市開発(仮称)を資本金38億600万円で設立する。ホーチミン市に近いニョンチャック地区で事業を行う。