【亜州ビジネス編集部】
全業種を対象とした世界売上高上位500社に中国車メーカー7社がランクインした。
2020年の売上高に基づくと、中国車最上位の上海汽車集団股フン有限公司は、全業種を網羅した世界60位。19年比で11.89％減少したものの、年間で1075億5500万米ドル（約11兆7300億円）を売り上げている。米フォーチュン誌が2日発表した世界企業番付「フォーチュン・グローバル500」2021年版で明らかにされた。
中国7社のうち、上海汽車集団を除いた6社が世界ランキングを上昇させている。
世界66位（中国車メーカー2位）の中国第一汽車集団有限公司は13.04％増の1010億7600万米ドル。
85位（中国車3位）の東風汽車公司有限公司は3.34％増の868億5600万米ドルを売り上げた。
世界124位（中国車4位）は北京汽車集団有限公司で0.56％減の721億4700万米ドル
世界176位（中国車5位）は広州汽車工業集団有限公司で7.57％増の577億2400万米ドル
世界239位（中国車6位）は浙江吉利控股有限有限公司で1.45％減の471億9100万米ドル
世界351位（中国車7位）は中国兵器装備集団有限公司（長安汽車の親会社）で18.55％増の344億5500万米ドル
一方、世界車メーカー最上位はトヨタ。2567億2200万米ドルを売り上げ、世界9位に食い込んだ。世界車メーカー2位のフォルクスワーゲンは世界10位の2539億6500万米ドルに上る。
