【亜州ビジネス編集部】
新型コロナウイルスの感染再拡大が懸念される中国で、8月に開催予定だった見本市や展覧会が相次いで延期されている。うち上海新国際博覧中心では、25〜27日に予定されていた「上海国際飲食食材博覧会」や「上海漁業博覧会」などの延期が発表された。同じく上海の国家会展中心では、8月のスケジュールが空白状態となっている。上観新聞が17日付で伝えた。
現地メディアのまとめによると、今月1日の時点で、全国31省(直轄市・自治区)が不要不急の省外移動を自粛するよう要請。こうした状況を受けて、上海のほか、北京、広州、深セン、済南、南京、長沙、成都などの都市でも各種の見本市や博覧会が延期されている。ただ、9月の開催分については、現時点で予定通り開催するものが多いという。