【亜州ビジネス編集部】
ハノイ市人民委員会は20日、7月24日から実施している首相指示16号に基づく厳格なソーシャル・ディスタンス(社会的距離)措置を9月6日まで15日間延長すると発表した。サイゴンタイムズなどが伝えた。
ロックダウン(都市封鎖)を延長する間に、大規模な新型コロナウイルス検査を実施。症状が出ない感染者(サイレントキャリア)の発見に努める。またこの間に新型コロナワクチン接種を加速させる。
ハノイ市ではこれまでに170万人がワクチンを接種。目標の20%にとどまる。一方、工業団地の労働者は48.5%が接種済みとなっている。
新型コロナ流行第4波が始まった4月末以降、ハノイ市では2695人が感染している。