【亜州ビジネス編集部】
伊藤忠商事は23日、屋根上設置型の太陽光発電など分散型電源事業をタイで展開する合弁会社を現地に設立すると発表した。
これまでグループ企業向けを中心に展開してきた事業を強化する。まず金型メーカーのオギハラの現地法人に1メガワット(MW)の設備を導入する。
シンガポール企業のバークレー・エナジーC&Iソリューションズ(BECIS)と合弁を組み、バンコクで先月に新会社BEITソーラーを設立した。今後は伊藤忠が持つネットワークを活用し、合弁会社を通じて屋根上太陽光など再生可能エネルギーソリューションの提案を加速する。
バークレーはタイで工場や商業施設に無償で太陽光発電設備を設置し、電力を販売する事業を展開。これまで70MWを設置した実績がある。