【亜州ビジネス編集部】
三菱UFJ銀行は26日、傘下のタイ商業銀行大手アユタヤ銀行がベトナムの消費者金融会社SHバンクファイナンスを買収すると発表した。買収額は3兆5903億ドン(約174億円)。買収でベトナムに進出し、東南アジア事業を拡大する。
親会社のサイゴン・ハノイ銀行(SHB)と株式売買について合意した。まず50%を出資し、3年後をめどに全株式を取得する。
SHバンクファイナンスは個人向けの無担保ローンを取り扱っている。アユタヤ銀はタイで消費者金融の最大手であり、自社の知見を生かしてSHバンクファイナンスのサービスを強化する。