【亜州ビジネス編集部】
再生可能エネルギー発電のレノバ(本社:東京都中央区)は26日、現地企業と共同でルソン島のイフガオ州に水力発電所を建設すると発表した。
出力は17.4メガワット(MW)。同社にとって初の水力発電事業で、フィリピン事業への出資も初めてとなる。
現地の2社と共同で「キアンガン水力発電事業」を手掛ける。同日には政府系のフィリピン開発銀行(DPB)などの金融機関と融資契約を交わした。建設工事は現地建設大手のサンタクララ・インターナショナルに発注し、4月に着工済み。予定通り工事が進んているという。
小水力発電の固定価格買い取り制度(FIT)を利用できた場合、売電単価は1キロワット時(kWh)当たり5.87ペソ(約11.7円)となる。