【亜州ビジネス編集部】
通信大手のインドサット・オーレドゥは26日、ジャカルタで第5世代（5G）通信サービスを開始すると発表した。同社が5Gサービスを提供するのは、6月に開始した中部ジャワ州スラカルタ市（ソロ市）に次ぎ2都市目。
第4世代（4G）を大幅に上回る速さの通信サービスを提供することで、インダストリー4.0（第4次産業革命）の実現を支援。通信機器を使った娯楽サービスの需要拡大にも対応する。
サービス開始に向け、インドサットはスウェーデンの通信機器大手エリクソンや米半導体大手クアルコムなどと提携してきた。今後も東ジャワ州スラバヤや南スラウェシ州マカッサルなど通信需要が高い地域へのサービス拡大を急ぐとしている。
同社は3大携帯キャリアの一角。国内では大手テルコムセルも既にジャカルタや近隣のバンテン州南タンゲランで5Gサービスを開始している。
