【亜州ビジネス編集部】
通州区文化旅遊園区内の「北京環球度假区(ユニバーサル北京リゾート)」は9月20日の正式開園を予定している。入園時の健康コード・移動履歴提示、検温、マスク着用、移動履歴などを求めた。
9月1〜19日のプレオープン期間に関しては、チケットを一般販売せず、転売も禁じた。テーマパーク、ホテル2軒(環球影城大酒店、諾金度假酒店)、北京環球城市大道などが対外開放される。
当初は今年5月の開業を予定していた。総面積は400万平方メートル(うちパーク面積120万平方メートル)。京哈高速道路と環状道路の北京六環路に隣接し、新設を含むインターチェンジ3カ所とも近い。ユニバーサル北京リゾートの第1期エリアでは、年間延べ1100万人の来訪を見込んでいる。
事業母体の北京国際度假区有限公司には、北京首寰文化旅游投資有限公司が70%、NBCユニバーサル傘下のユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツ(UPR)が残り30%を出資。2013年11月22日に法人登記されている。14年9月に国家発展改革委員会の認可を受け、15年11月に正式着工した。ユニバーサル・スタジオとリゾートは、米カリフォルニア州ハリウッド、米フロリダ州オーランド、大阪、シンガポールの各所で運営されている。