【亜州ビジネス編集部】
三菱自動車は8月30日、現地生産の小型セダン「ミラージュG4」を大幅改良し、28日に発売したと発表した。
デザインを一新し、シャープでダイナミックなエクステリアを実現したという。インテリアには7インチのスマートフォンと連携するディスプレーオーディオを採用して利便性を高めた。
同モデルの世界累計販売台数は2021年7月末時点で37万台。フィリピンでは現地生産モデルのほか、タイからの輸入モデルも販売し、9万2000台に達している。
生産は現地法人ミツビシ・モーターズ・フィリピンズ(MMPC)が、首都近郊のラグナ州サンタロサ市で2017年から行っている。政府の自動車生産振興策「包括的自動車産業振興戦略(CARS)」に登録されたモデルで、一定の条件の基に税優遇を受けている。