【亜州ビジネス編集部】
石油・ガス関連のダイアログ・グループ(DLG)は、ステンレスタンクなどを生産する森松工業(本社:岐阜県本巣市)と、圧力容器を含むプロセス機器の生産などで合弁会社を設立すると発表した。ジョホール州のペンゲラン地区にあるダイアログの工場を拠点に事業を行う。
2カ月以内に合弁会社を設立する。総投資額は1400万リンギ(約3億7000万円)の見通し。森松の香港子会社、森松国際控股が51%、ダイアログ子会社のダイアログ・ファブリケーターズ(DFSB)が49%を出資する。
森松国際は圧力容器の生産や関連サービスを総合的に手掛けており、化学や医薬品、冶金、石油・ガスなどの業界に提供している。DFSBはペンゲランの工場で、石油開発に用いる海洋構造物や、タンク、圧力容器などの組み立てを行っている。