【亜州ビジネス編集部】
携帯電話サービス2位トゥルームーブHユニバーサル・コミュニケーション（TUC）は、第5世代（5G）通信サービスの加入数を年内に200万件まで増やす目標を明らかにした。
新型コロナウイルス流行による外出自粛や在宅勤務の増加を背景に需要が拡大しており、最大手アドバンスト・インフォ・サービス（AIS）と同水準の加入数を目指す。1日付バンコクポストなどが伝えた。
5G加入数は6月末時点で100万人を超えており、3月末の70万人から43％増加した。手頃な価格帯の5G対応端末や、IoT（モノのインターネット）技術の普及などがプラスに影響した。また、オンラインゲーム産業の成長も需要の喚起につながった。
同社は目標の達成に向け、英サッカー・プレミアリーグの視聴をセットにした料金プランの投入や、5G対応の高価格帯機種の値引き、中価格帯機種の無料キャンペーンなどを実施。新規加入者の獲得活動を強化する。
