【亜州ビジネス編集部】
タイ投資委員会(BOI)は、工業用部品メーカーの展示会「サブコン・タイランド」を20〜27日に開催すると発表した。
新型コロナウイルスの流行を受け、2007年の第1回以降で初めて全面的なオンライン開催とする。国内の部品メーカーをはじめ、海外からは日本や中国、米国、フランス、ドイツなどの企業が参加を予定している。
新型コロナの世界的な感染拡大を背景にサプライチェーン(部品供給網)が停滞しており、今回の開催で問題の解決に役立つとみている。参加企業の業種は、自動車や電子、医療機器、ロボットなど。約300組がオンライン商談会を予定しており、契約額は計12億バーツを見込む。
前回の2020年開催では、1277組の商談が成立し、うちオンラインでの成立が137組。合計の契約額は約39億バーツだった。一方、新型コロナ流行前の19年は8000組、140億バーツに上っていた。