【亜州ビジネス編集部】
商務省流通事業開発局の集計によると、2021年1〜7月の電子商取引(EC)事業の会社設立登記数は前年同期比37.8%増の794社だった。新型コロナウイルス流行を背景に急増しており、前年通期の実績(798社)に並んだ。11日付バンコクポストなどが伝えた。
7月単月の登記数は112社で、前年同月比で41.8%増、前月比で5.7%増だった。8月以降も堅調に推移する見通し。
7月末時点のEC事業の企業数は3525社となった。登録資本金別では、100万バーツ(約340万円)以下が2758社で全体の78.2%を占めた。
このほか
◆101万〜500万バーツ=667社(全体の18.9%)
◆501万〜1億バーツ=84社(2.4%)
◆1億バーツ超=16社(0.5%)
外資の登録資本金額は国別で、シンガポール系の160億4530万バーツが54.2%を占め最多。これに香港が22億2456万バーツ(7.5%)、中国が3億2180万バーツ(1.1%)で続いた。