【タイ】東部経済特区への投資、3年半で5カ年目標の9割達成

【亜州ビジネス編集部】

東部の経済特別区「東部経済回廊(EEC)」開発を管轄するEEC事務局は、EECへの投資額が2018年〜21年6月の3年6カ月で1兆6000億バーツに達し、18〜22年の5カ年目標に掲げた1兆7000億バーツの94%に達したことを明らかにした。

これを受け、22〜26年の目標を2兆2000億〜2兆5000億バーツに設定した。14日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

カニット事務局長は、21年のEECの域内経済成長率が3.5%に達し、タイ全体の経済成長率である1.0〜1.5%を上回る見通しであると説明。特に輸出産業の成長が著しく、EECの重要性が今後さらに高まるとの見方を示した。

21年上半期の投資申請額は前年同期比5割増の1260億バーツだった。産業別の構成比は、電気・電子が34%で最も多く、以下は◆化学=33%◆自動車=14%◆農業・食品加工=12%◆医療=5%――などと続いた。


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