【タイ】携帯AIS、家庭用ネット市場で3位浮上へ

【亜州ビジネス編集部】

携帯電話サービス最大手アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)は、国内の家庭用インターネットサービス市場で、2022年第1四半期までにシェア3位に浮上するとの見方を示した。現在は13.5%で4位。

新型コロナウイルスの流行による在宅勤務や遠隔授業の普及拡大を背景に、加入数が市場平均を上回るペースで増加しているという。14日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

同社が提供する光通信サービスの加入数は、2021年6月末に153万5900件となり、3月末との比較で7.3%増加。市場平均の3.8%増を大きく上回った。同社は通信網の拡充やサポート体制の強化を進め、さらなる加入者の獲得を目指している。

家庭用ネット市場のシェア首位は、通信大手トゥルー・コーポレーション傘下のトゥルー・オンライン。

これに、通信大手ジャスミン・インターナショナル傘下の3BBが2位、国営通信TOTと同CATテレコムが今年1月に合併して誕生したナショナルテレコム(NT)が3位で続く。


亜州ビジネスASEAN
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