【亜州ビジネス編集部】
太陽光発電施工大手のウエストホールディングス(本社:東京都新宿区)は、住友商事が出資するトヨタ車ディーラーのトヨタサミットと太陽光発電設備の設置工事契約を交わした。バンコク東部の店舗に出力82キロワット(kW)の設備を設置。来年1月以降に発電を開始する。
サムットプラカーン市内にある「シーナカリン支店」に導入する。トヨタサミットは電気代の負担を減らせるほか、二酸化炭素(CO2)排出量を年間で57トン削減できる見通し。ショールーム内に発電量やCO2削減量を表示するデイスプレーを設置し、来店客にアピールする。同社はバンコク郊外の5カ所に店舗を構えており、今後は他の4店舗での導入も検討する。
ウエストは2017年にタイで太陽光事業を開始。現地法人ウエストインターナショナルタイランドを通じて展開しており、現在は90カ所を超える契約を交わしている。