【ベトナム】パナソニックが南部に新工場、換気扇など生産

【亜州ビジネス編集部】

パナソニックは27日、南部ビンズオン省に換気扇など室内換気関連機器の新工場を建設し、来月13日に生産・出荷を開始すると発表した。

投資額は4500万米ドル。ベトナムにこの分野の工場を設けるのはグループで初めてとなる。東南アジアの主力拠点として展開し、25年度に約300万台の生産を目指す。

工場は敷地面積が5万平方メートル、2階建てで延べ床面積が2万4000平方メートル。まずベトナム国内向けの天井扇から生産を開始し、来年度には同国を含むアジアや中東・アフリカ向けの換気扇へと生産品目を拡大する。23年には各国の生活様式やニーズに合った製品開発を行う研究開発(R&D)部門を新設。開発・生産・販売の体制が一体化した工場を目指す。

同社のグループはベトナムで、ラジオとテレビを生産販売するベトナムナショナルを1971年に設立しており、今年で50年を迎える。


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