【亜州ビジネス編集部】
広東省珠海市の国際航展センターで28日、国内最大規模の航空ショー「第13回中国国際航空宇宙博覧会」が開幕した。
会期は10月3日まで。
米ボーイングや欧州エアバスなどを含め、世界40カ国・地域から航空、宇宙、輸送関連などの企業約700社が参加している。央視網が伝えた。
国内メーカーでは成都飛機工業集団が開発した偵察・攻撃一体型無人機「翼竜2(WL2)」や中国航天科技集団の「彩虹6(CH6)」などの大型無人航空機が展示されている。「翼竜2」は災害時の救援活動や増雨作業、探査にも使用可能だ。
また「彩虹6」は試作段階だが、「彩虹」シリーズの最新機。軍事目的のミサイル発射や偵察なども可能で、航続時間は20時間に上る。