【亜州ビジネス編集部】
阪急阪神不動産とシーアールイー(本社:東京都港区)は、両社などの合弁会社がハノイ市近郊に新たな物流倉庫を建設すると発表した。地上1階建てで賃貸面積は1万3000平方メートル。9月半ばに着工しており、来春の完成を目指す。同市と主要港のハイフォン港を結ぶ幹線道路沿いに立地し、交通の便に優れているという。
合弁会社のセムコープ・インフラサービシズ(SIS)が、北部ハイズオン省のVSIPハイズオン工業団地で「セムコープ・ロジスティクスパーク(ハイズオン)」の建設を開始した。同合弁会社は近隣のハイフォン市内で物流倉庫3棟を運営しており、完成後は合計で4棟、総賃貸面積5万6000平方メートルに拡大する。
SISにはシンガポール政府系のセムコープ・デベロップメントも出資している。