【亜州ビジネス編集部】
国内航空線が1日、正式に運航を再開した。
新型コロナウイルス感染対策を講じながら、まずは少ない便数で運航し、徐々に増やす。ベトナムプラスが2日付で伝えた。
運航正常化まで4つの段階を踏む。今回の運航再開は第1期に当たり、新型コロナ第4波前の4月1〜10日の便数の50%を超えない範囲で10日間運航する。座席の間隔も開ける。第2期ではこの割合を70%として最大10日間運航。座席の間隔を開けずに運航できる。
第3期には4月1〜10日と同じかそれに近い便数で運航。その後の第4期で通常の運航体制に戻す。
いずれの段階でも、搭乗者は搭乗前72時間以内に受けた新型コロナ検査の陰性結果提示や健康状態申告が求められる。ただし新型コロナワクチンの1回目接種から3週間以上が経過した搭乗者や、ワクチンを2回接種した搭乗者は検査が免除される。
新型コロナ第4波での感染者増加を受け、ベトナム民間航空局(CAAV)は7月末、国内線の航空券販売を停止するよう通達。一方、貨物便については制限を設けていなかった。