【亜州ビジネス編集部】
タイ中央銀行の発表によると、2021年9月のビジネス・センチメント指数(50以上が好感)は42.6となり、前月の40.0から上昇した。
好感圏外は6カ月連続となったものの、9月1日から新型コロナウイルス対策の活動制限が一部緩和されたことを受け、指数は3カ月ぶりに上昇した。ほぼすべての業種で改善。
◆「製造業」=41.2→42.9
◆「非製造業」=38.8→42.3
項目別
◆「業績」=33.0→35.8
◆「生産」=37.0→42.5
◆「雇用」=45.8→48.0
◆「投資」=50.6→51.5
◆「受注」=37.0→42.8
一方、「生産コスト」は37.1→35.4に低下した。
ビジネス・センチメント指数の3カ月後見通しは50.7に上昇。前月の46.8を上回り、5カ月ぶりに好感圏に回復した。外国人観光客の受け入れを再開する計画に期待が高まり、ホテルやレストランなどの業種で改善が目立った。