【亜州ビジネス編集部】
マツダセールス(タイランド)は6日、2021年9月の新車販売台数が2980台だったと発表した。前年同月を24%下回ったものの、前月比では64%増加。新型コロナウイルス対策の厳格な活動制限が緩和され、消費者心理が改善したことで市況が上向いた。同社は「国内経済は最悪期を脱した」とし、今後のさらなる回復に期待を示した。
同月の販売は全モデルで前月比プラスだった。
乗用車「マツダ2」=1799台が最多で84%増
◆乗用車「マツダ3」=122台
◆クロスオーバー・スポーツ多目的車(SUV)「CX-30」=484台
◆同「CX-3」=350台
◆同「CX-5」=46台
◆同「CX-8」=35台
◆ピックアップトラック「BT-50プロ」=144台
1〜9月累計の販売台数は前年同期比1%減の2万5813台。乗用車が9%減の1万5155台と落ち込み、SUVは27%増の9698台、ピックアップは960台だった。同社は7月初めの時点で、年間目標を5万台(前年比3割増)と発表している。